レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチが9月9日、37歳の誕生日を迎え、UEFA EURO2016で同選手が決めたスーパーゴールが再脚光を浴びている。

■37歳の誕生日

 EUROの公式ツイッターがモドリッチの誕生日を祝福し、2016年大会で決めたスーパーゴールの動画を投稿。「誕生日おめでとうございます、ルカ・モドリッチ。EURO2016の宝石を振り返る機会です」のテキストとともに、動画を公開している。

 そのゴールは2016年大会の初戦で決まった。2016年6月12日に行われた、グループCのトルコ代表ークロアチア代表でモドリッチがスタメンに名を連ねると、前半41分に決勝ゴールとなるスーパーゴールを叩き込む。

 トルコMFセルチュク・イナンがオーバーヘッドでボールをクリアしようと高く上げると、ペナルティアーク手前に来たモドリッチがこれをダイレクトボレー。綺麗なドライブ回転がかかったボールはゴール右に吸い込まれたのだ。トルコGKボルカン・ババジャンもノーチャンスのスーパーゴールだった。

 所属先のレアルは誕生日を祝して、モドリッチがUEFAスーパーカップのトロフィーを持っている画像を公式ツイッターに投稿。これには「誕生日おめでとう」や「37歳だが、まだ最高の選手だ」などの声が届いている。

■今季もタイトル獲得へ

 モドリッチは2012年8月にトッテナムからレアルへ完全移籍を果たした。レアルではラ・リーガやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、クラブワールドカップの優勝を経験。2018年にはUEFA欧州最優秀選手、FIFA最優秀選手、バロンドールなど世界最高の栄誉を獲得している。

 モドリッチは中盤からトニ・クロースやカゼミーロ(現マンチェスター・ユナイテッド)とともにレアルを牽引。世界最高峰のMFとして、37歳となった今でも最高のプレーを見せている。昨季はリーグとCL制覇を成し遂げたモドリッチ。果たして、今季はいくつタイトルを獲得することができるのだろうか。