セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧(27)は負傷の影響もあり、今月6日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節・レアル・マドリード戦で後半途中からプレー。14日のCLグループステージ第2節・シャフタール・ドネツク戦での起用法が不透明であるようだ。英メディア『Give Me Sport』が伝えている。
古橋亨梧は今月3日、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第6節・レンジャーズ戦でキックオフから20秒後に相手選手と接触して左肩を負傷。一度治療を受けてピッチに戻ったもののプレー続行不可能となり、前半5分に途中交代を余儀なくされていた。
しかしレアル・マドリード戦前日の全体トレーニングに参加。レアル・マドリード戦でベンチ入りしたが、70分過ぎからの出場で本来のパフォーマンスを発揮できなかった。
現地ジャーナリストのピート・オルーク記者は『Give Me Sport』のインタビューに応じた際、古橋亨梧の状態について「キョウゴはレンジャーズ戦で肩を痛め、キックオフからわずか1分ほどで交代させられた。それにレアル・マドリードとの一戦では、明らかに体調が万全とは言えなかった」
「アンジェ・ポステコグルーはキョウゴの扱いに注意を払うと思う。キョウゴはハムストリングの負傷で昨シーズンの大部分を棒に振ったので、大きな怪我はさせたくないだろう。セルティックにとってキョウゴがどれだけ重要な選手であるか理解しているので、リスクを冒すことはないだろう」
「キョウゴは国内では素晴らしいシーズンのスタートを切っている。ポステコグルーはベストプレーヤーを維持することを望むだろうし、キョウゴは間違いなくそのカテゴリーに入る」とコメント。アンジェ・ポステコグルー監督が同選手の先発メンバー復帰に慎重との見解を示している。
なおエリザベス女王崩御にともない、10日に予定されていたセルティック対リヴィングストンの一戦は延期となっている。日程面で余裕が生まれたとはいえ、ポステコグルー監督は古橋亨梧のコンディションに細心の注意を払っていると考えられる。