スポルティングCP所属の日本代表MF守田英正(27)は、13日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節で対戦するトッテナム・ホットスパーから警戒されているようだ。11日、英メディア『HITC』が伝えている。
守田英正は今年7月1日、CDサンタ・クララからスポルティングCPへ完全移籍。し烈なポジション争いの中、今季ここまでプリメイラリーガ(ポルトガル1部)で6試合中4試合に先発出場している。また今月7日のCLグループステージ第1節・アイントラハト・フランクフルト戦で先発出場すると、後半20分に先制ゴールをアシスト。さらに3分後には自身のスルーパスからチャンスを演出し、追加点に絡んでいる。
『HITC』は「トッテナムが注目すべきスポルティングCPの5選手」と題して、13日開催のトッテナム対スポルティングCPを展望。「トッテナムはCLオリンピック・マルセイユ戦で勝利。好スタートを切ったが、今週のスポルティングCP戦はアントニオ・コンテにとって今シーズン最大の試練となるかもしれない」
「スポルティングCPはアイントラハト・フランクフルトに3-0で圧勝し、CLで素晴らしいスタートを切った。グループステージ開幕戦にして、11月末の首位争いでトッテナムと互角に渡り合うテンポを作ったのである」と、スポルティングCPへの警戒感を強めている。
そして注目選手には守田英正、FWマーカス・エドワーズ(23)、ポルトガル代表MFペドロ・ゴンサウヴェス(24)、ポルトガル代表FWフランシスコ・トリンコン(22)、スペイン代表DFペドロ・ポロ(22)を列挙。
守田英正について「スポルティングCPの中盤を支配する、ダイナミックなミッドフィルダー」と評した上で、「モリタはCDサンタ・クララから加入すると、スポルティングCPですぐに頭角を現している。CLでは先週のフランクフルト戦ですでに1アシストをマークしている」
「モリタはトッテナムによる中央からの攻撃を無力化する能力を持っている。コンテはスポルティングCPに対して直接的なアプローチを好むはずだ。この日本人は、間違いなく彼のキャリアにおいて最大の試練に挑むことになる」と綴っている。
なおスポルティングCPは10日、プリメイラリーガ第6節・ポルティモネンセ戦で4-0と圧勝。守田英正もスタメン出場し、61分までプレーしている。一方のトッテナムはプレミアリーグでここまで4勝2分と好調を維持。エリザベス女王崩御によりマンチェスター・シティ戦が延期となったことから、日程面での余裕を持ってスポルティングCPに臨むことができる。