スタッド・ランス所属の日本代表FW伊東純也(29)は11日、日本代表FWオナイウ阿道(26)擁するトゥールーズとの一戦で先発出場。チームが0-1で敗れたこともあり、フランスメディア『Homme du Match』から厳しい評価を与えられている。

 伊東純也は今年7月末、ベルギー1部KRCヘンクからスタッド・ランスへ完全移籍。先月14日のリーグアン(フランス1部)第2節・クレルモン戦で公式戦デビューを果たすと、21日の第3節・ストラスブール戦以降は全試合で先発出場。前線2トップの一角で定位置をつかむ中、すでに2ゴールをあげている。

 そんな伊東純也は第7節・トゥールーズ戦でもスタメン出場。再三にわたりチャンスを演出したものの、前半アディショナルタイムに決定機を逃すなど無得点に。80分で途中交代となっていた。

 試合後、『Homme du Match』はこの試合でプレーした選手の短評を掲載。伊東純也について「相手にかなりのダメージを与える攻撃や明確なクオリティがあるにもかかわらず、この日本人は断片的にしかプレーしていなかった」と、攻撃面でのクオリティが不足していたとの見解を示している。

 なお、オナイウ阿道は64分から出場。86分にカウンターの局面からペナルティエリアでパスを受けたが、シュートを枠内に放てなかった。