ヨーロッパリーグ(EL)・グループH第2節が15日に行われ、モナコ(フランス)とフェレンツヴァーロシュ(ハンガリー)が対戦した。

 8日に行われた今季のEL開幕戦で、モナコはツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア)の本拠地に乗り込んだ。互いに決定機を作れないまま時間のみが経過したものの、74分に途中出場のブリール・エンボロがPKを沈め、白星発進を飾った。一方、フェレンツヴァーロシュはトラブゾンスポル(トルコ)との撃ち合いを制し、モナコと同じく開幕戦で勝ち点「3」を掴んでいる。

 モナコに所属している南野拓実は、11日に行われたリーグ・アン第7節のリヨン戦に続いてベンチからのスタートに。リヨン戦で出番はなく、公式戦2試合ぶりの出場に期待がかかる。スターティングメンバーにはアレクサンドル・ゴロヴィンやウィサム・ベン・イェデルらが入り、前節のELで決勝ゴールを挙げたエンボロは南野と同じくベンチスタートとなった。一方、フェレンツヴァーロシュは前節のELからスターティングメンバー3名を変更している。

 試合は7分、モナコが左サイドからチャンスを作る。アーリークロスにベン・イェデルが反応し、頭でわずかにコースを変えて狙ったが、シュートはGK正面へ。対するフェレンツヴァーロシュは20分、自陣中央付近からの浮き球スルーパスからトクマック・グエンが抜け出し、GKとの1対1を仕留める。アウェイチームが先制したかに思われたが、グエンのオフサイドが確認され、得点は認められず。

 スコアレスで折り返した後半、開始直後からモナコは攻勢を強める。46分にゴロヴィンが左足でシュートを放つと、49分には左コーナーキックからアクセル・ディサシが頭で狙う。53分にはカイオ・エンリケの左足クロスにベン・イェデルが飛び込むも、ボールはわずかに合わない。74分にはルベン・アギラールのクロスボールからボックス内でルーズボールが生まれ、最後はイスマイル・ヤコブスが左足フィニッシュ。決定的なチャンスだったものの、相手GKデネシュ・ディブスのファインセーブに阻まれた。

 モナコが試合を優勢に進めたものの、均衡を破ったのはアウェイチームのフェレンツヴァーロシュだった。80分、フランク・ボリがドリブル突破からボックス右に繋ぐと、マイナスへ浮き球のクロスボールが送られる。フリーで走り込んだバリント・ヴェチェイが左足でボレーシュートを放つと、相手DFに当たって方向が変化。モナコのGKアレクサンダー・ニューベルはなんとかかき出したが、ボールはゴールラインを超えており、フェレンツヴァーロシュが先制に成功した。

 試合はこのままタイムアップ。モナコがホームで黒星を喫した一方、フェレンツヴァーロシュはEL2連勝を飾った。なお、南野に出番はなかった。

 次節は10月7日に行われ、モナコはホーム連戦となり、トラブゾンスポルを迎える予定だ。一方、フェレンツヴァーロシュは敵地でツルヴェナ・ズヴェズダと対戦する。

【スコア】
モナコ 0-1 フェレンツヴァーロシュ

【得点者】
0-1 80分 バリント・ヴェチェイ(フェレンツヴァーロシュ)