ポルティモネンセ所属のGK中村航輔(27)が16日、ポルトガル1部リーグ戦で今季2度目となるクリーンシートを達成。チームの勝利に大きく貢献すると、SNSではFIFAワールドカップ・カタール大会日本代表メンバー入りを望む声が沸き起こっている。
中村航輔は昨年1月に柏レイソルからポルティモネンセへ完全移籍したものの、昨季まではブラジル人GKサムエル(27)が正守護神を務めていたこともあり、公式戦わずか3試合の出場にとどまっていた。
また今季もプリメイラリーガ(ポルトガル1部)開幕から4試合は出番がなかったが、サムエルが先月末にポルトへ電撃移籍。今月4日のプリメイラリーガ第5節・ファマリカン戦で今季初先発を果たすと、シュート13本を浴びる中で無失点に抑え、チームの勝利に貢献。10日の第6節・スポルティングCP戦でもフル出場していた。
そして16日に行われた第7節・シャヴェス戦でも先発メンバーに抜てき。12分に枠内シュートをセーブすると、61分には右足でシュートブロック。さらに88分にはペナルティエリア手前からの直接フリーキックをパンチングでかきだすなど、好パフォーマンスを発揮。シュート17本、枠内シュート4本を浴びながらも無失点で凌ぐと、ポルティモネンセも1-0で勝利している。
また英データサイト『Sofa Score』は、中村航輔に「8.1」(10点満点)とチーム内最高評価を与え、MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出。同選手の活躍ぶりをうけてツイッターでは「代表に呼ぼう」、「W杯サプライズ選出あるぞ」、「川島呼ぶくらいなら中村の方が絶対良い」といったコメントが寄せられている。
なおフランス紙『レキップ』の報道によると、ストラスブール所属のGK川島永嗣(39)は左肩の負傷により先週から戦線離脱。しかし同選手は、今月下旬にドイツで行われるキリンチャレンジカップ2試合の日本代表メンバーに選出されている。