ことし11月20日に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。日本代表選手たちの素顔に迫る番組『サッカー日本代表独占インタビュー THE VOICE』(8月10日放送)において、古橋亨梧が、ワールドカップ出場を目指す、今の心境を語った。

古橋にとって4年前は遠く憧れの舞台だったワールドカップ。それでも諦めずに着実に力をつけ、今その舞台に立とうとしている。古橋は「いつか(その舞台に)立ちたいな。そんなチャンスがあればいいなくらいで、(実際は)無理だなと思っていました。めちゃくちゃ遠かったです」と、決して簡単ではなかったこれまでの道のりを思い返す。

また、「僕だけじゃなくて、サッカー選手になりたい、プロになりたい、他の競技でもやりたいことをやりたいって思う方はたくさんいると思うんですけど、やっぱりなれるのって限られてるじゃないですか。でもそこまで頑張ったことって絶対無駄にはならないと思う」と、幾多の苦難を経験した古橋だからこその言葉を口にした。

今の目標として「とにかく数字を残してどんな試合でも点を決められる選手になりたいと思うし、今いるチームで10点、15点、20点となるべく早く決めていきたい。そうすることが(日本代表への)一番のアピール」と語り、「そこで自信をもっとつけてワールドカップでも選んでいただけたら、ゴールを決める気持ちでいるので、アピールしていけたらなと思います」と、初のワールドカップに懸ける想いを語った。

photo:高橋学 Manabu Takahashi