ストラスブール所属のGK川島永嗣(39)は負傷離脱が伝えられる中、17日開催のリーグ戦でベンチ外に。キリンチャレンジカップ2試合の日本代表入りに対する疑問の声が高まっている。

 川島永嗣は今季リーグアン(フランス1部)開幕戦こそベンチ外だったが、第2節・ニース戦から5試合連続ベンチ入り。バックアッパー1番手のポジションを確保していた。しかしフランス紙『レキップ』の報道によると、同選手は今月6日の練習中に左肩を強打。11日のリーグアン第7節・クレルモン戦につづき、18日の第8節・モンペリエ戦でもメンバー外となっている。

 ただ一方で、川島永嗣は今月下旬にドイツで行われるキリンチャレンジカップ2試合の日本代表メンバーに選出。2010年の南アフリカW杯から3大会つづけて正守護神としてプレーしているだけに、森保一監督は同選手に対して精神的支柱としての役割を期待していると考えられる。

 しかしモンペリエ戦でもメンバー外となったことをうけて、ツイッターでは「怪我しているのに、代表呼ぶのか」、「負傷中の代表入りはおかしい」、「ベテラン枠ならば本戦のみ招集でいいのに…」といった不満が噴出している。

 さらには「精神的支柱ならば、長谷部誠でいい」、「長友佑都がいるから問題ない」、「川島の枠を有望な若手の為に使おう」など“川島永嗣不要論”が沸き起こっているほか、ポルティモネンセでレギュラーに定着し始めているGK中村航輔(27)の招集を望む声も上がっている。

 なお川島永嗣はFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選全試合でメンバー入りしたほか、今年6月のキリンカップサッカー2022・ガーナ戦ではフル出場している。