アンタルヤスポルに移籍した、日本代表FW中島翔哉のトルコデビューはわずか13秒で幕を閉じた。18日、フランスメディア『RMCスポーツ』など、各国のメディアが報じている。

 アンタルヤスポルは17日、シュペル・リグ第7節でアダナ・デミルスポルとホームで対戦。1点ビハインドの58分に中島が投入され、反撃の役割を担うことが期待されるも、ファーストプレーで、いきなり相手に足裏タックルを見舞う。当初はイエローカードの判定が下されたものの、VARが介入し、カードの色が黄色から赤へ変更。これで中島は一発退場となり、デビュー戦はわずか13秒で終わりとなった。

 なお、この試合では7分に味方MFソネル・アイドードゥも退場し、39分には相手のウクライナ代表DFヤロスラフ・ラキツキ―も退場となるなど、荒れた試合に。最終的に、アンタルヤスポルは9人、アダナ・デミルスポルは10人でタイムアップを迎えた。なお、試合はアンタルヤスポルが0-3で完敗を喫している。

 スポーツ放送局『beIN Sports』では、中島の家族と見られる人物が退場判定に思わず涙を流す姿も捉えるなど、踏んだり蹴ったりなデビュー戦となってしまった中島。新天地での巻き返しに期待したい。