ことし11月20日に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。ABEMAの番組『FIFA ワールドカップ64~日本のエース伊東純也を日向坂46影山が大解剖SP~』(7月31日放送)で、伊東純也が海外も絶賛した自身のプレーについて語った。

【映像】どういった得点パターンが得意?

伊東は圧倒的スピ―ドを武器に、アジア最終予選で4ゴール2アシストを決め、日本代表をワールドカップ出場に導いた立役者だ。番組では日向坂46の影山優佳が伊東と対談。影山はベルギーリーグ年間最優秀ゴールに選ばれた伊東のゴールを分析した。

影山が注目したのは「縦と横の動き」。「ボールは全て縦方向の動きだったなかで、伊東選手をはじめ、味方選手も全て横の動きだったんです。ボールは縦で首を振らないといけないし、味方選手は横にいるから、首は横に振らないといけない。というので(相手DF)の判断が遅れていたのと、味方選手の走り込みも、横にスペースを作る動きというのがすばらしかったので、縦と横の動きの精密さがすばらしかった」と、説明用のボードを使い自分の分析を熱く語った。

「相手DFは縦のボールの動きと、横にいるマークすべき選手を同時に見なければならず、そのため双方への対応が遅れた」「味方のボールを受けるために動き出したことでスペースが生まれ、そのスペースをうまくつかってゴールにまでつながった」という見解は正しいのかを伊東に確認することに。

伊東は「ワンタッチでやったほうが相手がついてこられない。なのでシンプルにワンツーで入っていったら味方もいい位置に流れてくれましたし、最後いい落としもくれたので、いい連携だったかなと思います」とプレーを振り返りながらも「そんな縦横とか考えてなかったですね」と苦笑い。

「どういった得点パターンが得意?」という質問には「縦への突破は持ち味なので、中に入ったときの左足のシュートを練習している。その形がベルギーリーグでは得点になっている」と回答した。

photo:高橋学 Manabu Takahashi