スポルティングCP所属のMF守田英正(27)はFIFAワールドカップ・カタール大会を2カ月後に控える中、今月23日のキリンチャレンジカップ・アメリカ戦でフル出場。中盤の主力選手として好パフォーマンスを発揮した。その中、日本代表OBの武田修宏氏が守田英正をはじめ代表チームに欠かせない選手を3名挙げている。

 守田英正は今年7月1日、CDサンタ・クララからスポルティングCPへ完全移籍。今季ここまでプリメイラリーガ(ポルトガル1部)で7試合中5試合に先発出場するなど、早速レギュラーを掴んでいる。また今月7日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節・アイントラハト・フランクフルト戦では先制ゴールをアシスト。欧州最高峰の舞台でも存在感を発揮し、現地での評価を高めている。

 そんな守田英正は、今月ドイツ開催のキリンチャレンジカップ2試合で日本代表に招集。アメリカ戦で先発出場すると、再三ボールを奪うなど安定感抜群のパフォーマンスを披露していた。

 ポルトガル紙『O JOGO』の報道によると、武田修宏氏はカタールW杯で日本代表の行方を左右するキープレーヤーに守田英正、VfBシュツットガルト所属MF遠藤航(29)、アイントラハト・フランクフルト所属MF鎌田大地(26)の3選手を挙げているという。

 また『O JOGO』は、ブラジル大手メディア『グローボ』がアメリカ戦の採点で守田英正に「7.5」(10点満点)とチーム内最高評価を与えて「遠藤航がより相手選手のマークに徹することで、守田英正は自由に攻撃をサポートすることができた」と評したことも紹介。

 「スポルティングCPの守田英正が、日本代表のエースの座を固めている」と綴るなど、同選手のパフォーマンスを称えている。