サッカー日本代表のGK川島永嗣(39)は、今月23日のキリンチャレンジカップ・アメリカ戦でベンチ外。清水エスパルス所属GK権田修一(33)が負傷で代表チーム離脱となる中、27日のエクアドル戦も欠場見込みであるようだ。

 川島永嗣は2010年の南アフリカW杯から3大会つづけて正守護神としてプレー。FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選や6月のキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022でもメンバー入りしており、森保一監督から精神的支柱としての役割を期待されている。

 ただフランス紙『レキップ』の報道によると、ストラスブール所属の同選手は今月6日の練習中に左肩を強打。11日のリーグアン第7節・クレルモン戦と18日の第8節・モンペリエ戦でベンチ外となっていた。

 そんな中フランスメディア『FOOT SUR7』は25日、ストラスブールの負傷者に関する特集記事を掲載するとともに、川島永嗣について「現在負傷離脱中」と説明。代表ウィーク明けの第9節・レンヌ戦でベンチ入りする可能性が不透明と伝えていることから、エクアドル戦での出場は厳しいものとみられる。

 また権田修一はアメリカ戦で背中に打撲を負ったため、25日に代表チームを離脱している。そのためエクアドル戦ではシント=トロイデンVV所属のGKシュミット・ダニエル(30)、または湘南ベルマーレ所属GK谷晃生(21)いずれかの先発出場が予想される。

 なお今回ドイツでの代表チーム活動には、ロシアW杯後に代表引退したMF長谷部誠(38)が一時帯同。SNSでは精神的支柱の役割として長谷部誠の代表復帰を望む声が沸き起こっている。