ストラスブール所属のGK川島永嗣(39)は、今月下旬にドイツで行われるキリンチャレンジカップ2試合の日本代表メンバーに選出。しかしコンディション不良により、今月18日のリーグ戦欠場が確実であるようだ。15日、フランス紙『レキップ』が伝えている。
川島永嗣は今季リーグアン(フランス1部)開幕戦こそベンチ外だったが、第2節・ニース戦から5試合連続ベンチ入り。バックアッパー1番手のポジションを確保していたが、今月6日の練習中に左肩を強打。11日のリーグアン第7節・クレルモン戦でメンバー外となった。
『レキップ』は18日の第8節・ストラスブール対モンペリエに関する特集記事を掲載。「ストラスブールは負傷者続出で壊滅的な打撃を受けている」とし、川島永嗣をはじめ少なくとも8選手の欠場が確実と伝えている。また同選手については「肩の怪我」と記しているが、怪我の程度については報じていない。
ただ一方で川島永嗣はFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選全試合でメンバー入りしたほか、今年6月のキリンカップサッカー2022・ガーナ戦ではフル出場。
そして今月にドイツで行われるアメリカ戦、エクアドル戦でも招集されているが、ツイッターでは「どうせベテラン枠だろ」、「精神的支柱なら川島より長谷部の方が適任」、「まだ川島必要なの?」と森保一監督の選考に対して批判的なコメントが多く上がっている。
2010年の南アフリカW杯から3大会つづけて正守護神としてプレーするなど、大舞台での経験が豊富な川島永嗣。森保一監督は負傷離脱中の同選手に精神的支柱としての役割を期待していると考えられる。