サッカー日本代表は、今年11月にFIFAワールドカップ・カタール大会に臨む。その日本代表がキリンチャレンジカップ・エクアドル戦に臨む中、英メディア『90min』が同国代表のベストイレブンを紹介。セルティック所属FW古橋亨梧(27)のスタメン起用やシャルケ所属DF吉田麻也(34)のベンチスタートを推奨するなど、一部で森保采配との違いが見られている。

 日本代表はカタールW杯アジア最終予選・グループBを2位で終えて、本大会出場権を獲得。今年6月にキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022計4試合を戦ったほか、今月はドイツでアメリカ代表やエクアドル代表と対戦している。またカタールW杯開幕直前の11月17日にはカナダ代表との強化試合を予定している。

 また今月のドイツ開催2試合には30選手が招集されているが、カタールW杯での登録メンバー数の上限が「26」であるだけにW杯出場枠を巡る競争が繰り広げられている。

 そんな中、『90min』は日本代表の現状について「森保一監督のチームは不安定な状態でカタールW杯を迎える。怪我人が続出し、まとまりもない。だがこのワールドカップで果たすべき役割は、才能ある選手たちとともにある」と見解を述べている。

 その上で日本代表のベストイレブンを「4-2-3-1」の布陣をもとに紹介。4バックでは酒井宏樹(32)、冨安健洋(23)、板倉滉(25)、中山雄太(25)の起用を推奨しており、キャプテンの吉田麻也(34)を外している。

 また中盤のダブルボランチには守田英正(27)、遠藤航(29)と森保一が重宝してきた2選手を配置。トップ下に鎌田大地(26)、右サイドハーフに伊東純也(29)、左サイドハーフに南野拓実(27)としている。

 そして前線1トップでは、古橋亨梧のスタメン起用を推奨。「2021年以降、古橋亨梧はセルティックで40試合に出場し、26ゴールをあげている。彼はスコットランドで輝きを放っている」と同選手の好調ぶりを紹介するとともに「9番というポジションが、森保一監督や日本人選手にとって頭痛の種であることが何度も証明されるなら、グラスゴーの地で輝く古橋亨梧は、この役割を担う有力候補だ」と主張した。

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『90min』による日本代表ベストイレブン

GK

権田修一(清水エスパルス)

DF

酒井宏樹(浦和レッズ)、冨安健洋(アーセナル)、板倉滉(ボルシアMG)、中山雄太(ハダースフィールド)

MF

守田英正(スポルティングCP)、遠藤航(VfBシュツットガルト)

伊東純也(スタッド・ランス)、鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)、南野拓実(ASモナコ)

FW

古橋亨梧(セルティック)

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