バルセロナは26日、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホが28日に手術を行うことを発表した。
アラウホは23日、ウルグアイ代表として国際親善試合のイラン代表戦に先発。しかし前半途中に負傷でベンチへ下がると、試合後、右太腿の長内転筋断裂が判明した。すぐにウルグアイ代表を離脱したアウラホは、バルセロナへと戻ってクラブと治療について相談。スペイン紙『マルカ』によると、全治まで約1カ月半がかかる手術と、完治までの期間が不明な保存療法という2つの選択肢があったなか、サミュエル・ユムティティやアンス・ファティが後者を選択して離脱が長引いたことから、クラブ側がアラウホに手術を勧めたようだ。
バルセロナとウルグアイ代表でそれぞれ重要な戦力となっているアラウホ。当初は、11月に開幕するFIFAワールドカップカタール2022への出場に向けて手術を回避するのではないかとの見解も報じられていたが、手術に踏みきったことで、出場の可能性は微妙なものとなるようだ。『マルカ』は「W杯でプレーする可能性は限りなく少ないが、なくなったわけではない」と見解を報じており、23歳が初の大舞台に立つには、急ピッチでのコンディション回復が求められることとなりそうだ。