ことし11月20日に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。日本代表選手たちの素顔に迫る番組『サッカー日本代表独占インタビュー THE VOICE』(配信中)において、田中碧が、大一番でのゴールにかける執念を激白した。

【映像】点を取りたくてうずうずしていた

田中には、2018年のJリーグ初出場で初ゴール、今回も最終予選初出場で初ゴールを記録するなど、大事な試合で劇的な結果を残すイメージが強い。

実際、田中自身も大一番で結果を残すことに強い想いがあるようで、プロ初出場初ゴールについては「いかに結果を残すかにフォーカスしていて、デビュー戦でも、たまたまではありますけど、ゴールを決めることができたんで、結果を残すっていうのは自分でも意識してました」と語っている。

コメンテーターで出演した川崎フロンターレの先輩である中村憲剛氏はその試合にダブルボランチでともに出場していたそうで、実際、田中は点を取りたくてうずうずしていたと当時を振り返った。そんな田中を前線に送り出したところ、本当に点を取って帰ってきたので、中村氏も「大したもんだ」と感心したそうだ。

最終予選初出場での初ゴールについても並々ならぬ想いがあったようで、「自分自身としてもチャンスではあったので、ゴールを決めるというのはずっと考えていました」と激白。

デビュー戦に強いんですかと問われた田中は、「たまたまゴールがその時に来るだけで、強いのかどうかはわからないです」と笑顔を見せながらも、「大事な試合というのは、僕に限らず多くの選手があると思うんですけど、僕はそういう時にすごく点を決めたいと思うような選手なんで、それがゴールに繋がっているのかなと思ってます」と、ゴールに対する貪欲な姿勢を見せた。

photo:徳丸篤史 Atsushi Tokumaru