サッカー日本代表は27日、キリンチャレンジカップ2022・エクアドル戦を0-0で終えた。この試合ではアメリカ戦で先発出場のセルティック所属FW前田大然がベンチ外となったが、負傷離脱の可能性があるようだ。英紙『デイリーレコード』が報じている。

 今月のキリンチャレンジカップ2試合でヴィッセル神戸所属FW大迫勇也(32)やVfLボーフム所属FW浅野拓磨(27)が不在の中、前田大然は23日のアメリカ戦で前線1トップの位置で前半45分間プレー。持ち味のスプリント能力により相手守備陣にプレッシャーをかけるなど、存在感を発揮していた。

 しかし前田大然はエクアドル戦でベンチ入りメンバーから外れると、ツイッター上では同選手の状態を心配する声が上がっている。

 そんな中『デイリーレコード』も「セルティックの前田大然が、エクアドル戦で日本代表メンバーから外れる」と見出しをうち、「彼はアメリカ戦で前半45分間プレーしたが、打撲を負った。今週なかばのトレーニングには姿がなかった」と伝えている。

 ただ一方でFW古橋享梧とMF旗手怜央のメンバー入りについては「彼らには朗報がもたらされた」と言及。試合前の時点では「旗手怜央はアメリカ戦でメンバー外だったので、ポジティブな要素だ」と旗手怜央の途中出場を期待していたが、結局エクアドル戦でも出番なしに終わっている。

 なおセルティックは来月1日、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第9節・マザーウェル戦を控えている。前田大然は今季ここまで公式戦10試合に出場。ウイングのポジションでレギュラーを張っているだけに、同選手の状態が心配される。