現地時間の9月24日、サッカー日本代表がドイツ・デュッセルドルフ市内でエクアドル戦(9月27日)に向けて練習を行った。なお、権田修一と前田大然は参加しなかった。

 前日のアメリカ戦で先発した選手と出場時間が長かった選手は軽いメニューで調整する一方、残りの選手はロンドや最終ラインからボールを回したうえでのシュート練習などを実施。さらに、赤ビブス、緑ビブス、ビブスなしの3組による実践的なメニューもこなした。

 そしてその最後、7対7のミニゲームが行われた。ビブスを着た組は、古橋亨梧、南野拓実、相馬勇紀、堂安律、柴崎岳、長友佑都、谷口彰悟の7人。ビブスなしの組は、上田綺世、三笘薫、旗手怜央、原口元気、田中碧、山根視来、瀬古歩夢の7人だ。

 ビブス組は柴崎がボールを配給しながら、最後の崩しの部分で南野や相馬が奮闘。谷口がサイドを駆け上がる場面も多く見られた。ビブスなし組は、瀬古が落ち着きのあるプレーで周囲をうならせる場面があった。また、「綺世、もっと要求して!」といった声が飛び交う場面もあった。

 この日の練習は、冒頭で子どもたちのサイン会が行われるなど柔和な雰囲気でスタートしたが、それを忘れさせるほどの白熱した展開に。9月27日のエクアドル戦に向け、選手のモチベーションが非常に高い様子が伝わってきた。