サッカー日本代表は今年11月にFIFAワールドカップ・カタール大会を控えている。そんなW杯の舞台で3大会つづけてプレーしたMF本田圭佑(36)が今月30日、自身のツイッターアカウントを更新。日本サッカー強化にむけての必要なことについて持論を展開した。

 本田圭佑は今月ドイツ開催のキリンチャレンジカップ2試合を終えたタイミングで「日本サッカーがさらに強くなるための3つの最低条件」として「ヨーロッパクラブの日本人オーナー増加」、「プロ指導者ライセンスのルール改正」、「Jリーグの人気向上」の3点を列挙。SNSユーザーから様々な意見が上がっている。

 「ヨーロッパクラブの日本人オーナー増加」に関しては、インターネット関連の事業を手掛ける合同会社『DMM.com』が2017年にベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)の経営権を取得。

 STVVはMF遠藤航(29)やDF冨安健洋(23)、MF鎌田大地(26)など森保ジャパンの中心選手を輩出しているほか、かつて本田圭佑とともにW杯の舞台で戦ったMF香川真司(33)とFW岡崎慎司(36)の獲得で話題を呼んでいる。

 また「プロ指導者ライセンスのルール改正」については、日本サッカー協会(JFA)の定める指導者ライセンス制度の問題点を本田圭佑がこれまで何度も指摘。

 カンボジア代表監督として活動をつづける中、今年4月に「プロサッカーのコーチングライセンスはいつ廃止されるのでしょうか?ただ一方でユースのコーチングライセンスについては厳格化すべきです」と英語で投稿。今月14日には「・サッカーのプロ指導者ライセンス ライセンスがあってもいいと思うけど、ないと監督になれないのはおかしい思う」(原文ママ)と投稿し、賛否両論を呼んでいた。

 なお本田圭佑は今月23日、キリンチャレンジカップ・アメリカ戦のスタメン発表8分前に「サッカーは結局のところ個よ」と投稿。サッカーファンの間で賛否両論が巻き起こり、話題を呼んでいた。