ドルトムントのエディン・テルジッチ監督は、現在負傷離脱しているドイツ代表FWマルコ・ロイスらの状況についてコメントした。29日、クラブが公式サイトで伝えている。
ドルトムントのエースを務めるロイスは17日、2年ぶりに行われたシャルケとの“レヴィア・ダービー”で足首を負傷。当初は担架に運ばれてピッチを後にする姿から、11月に開幕するFIFAワールドカップカタール2022への出場も危ぶまれたが、検査の結果、足首関節の外側じん帯損傷で3〜4週間の離脱となり、懸念された長期離脱は回避した。
そして、ドルトムントを率いるテルジッチ監督は、早くもロイスのトレーニングへの復帰が見えてきたことを口に。10月1日に控えるケルン戦への出場は不可能だが、ケガの回復は順調に進んでいることを明かした。
「ジオ・レイナ、グレゴール・コベル、そしてマルコ・ロイスはまだ起用不可能だ。ジオは筋肉の張りがあり、あと7〜10日間は無理だろう。インターナショナル・ブレイク中に軽い負傷をした他の選手は全員、土曜日の出場に間に合うよ」
「我々は、今週末が明けたら、マルコがゆっくりとトレーニングを再開できるんじゃないかと思っているよ」
現在33歳のロイスは今シーズン、ここまで公式戦10試合の出場で3ゴール4アシストと好調を維持。これまでは、2014年のブラジルW杯やEURO2016、EURO2020など、代表の主要大会で負傷欠場を余儀なくされてきた同選手だが、カタールでは日本代表らを前に、自身のポテンシャルをいかんなく発揮することとなるのだろうか。