セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧が、元日本代表MF中村俊輔が16年前に決めた伝説的FKゴールを観ている動画がUEFAチャンピオンズリーグの日本語公式ツイッターで公開されている。

■伝説的FK

 スコットランド、いや世界で今でも語り継がれる伝説のゴールが今から16年前に生まれた。舞台は、2006/07シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第5節、セルティックは本拠地セルティック・パーク。マンチェスター・ユナイテッドを迎えて挑んだ試合だ。

 0−0で迎えた後半36分、セルティックがゴールから約30m離れた位置でFKを獲得。キッカーは第1節でもアウェイのマンチェスターU戦でFKからゴールを決めていた元日本代表MF中村俊輔だ。左足で放たれたボールはゴール右上隅へ。FKを蹴りボールの軌道を確認した瞬間にもう中村は歩き出しており、ゴールを確信したかのようだった。

 これを見た古橋は「見たことある」、「何回でも見られる」、「もう頭抱えてるもんサポーターが」、「こんな素晴らしい雰囲気、素晴らしい相手の中でこのFKは絶対止めれんよ」、「やばいって」などとコメントした。

 中村の伝説的なFKを観て、ただ感想を言うだけのシュールな動画だが、3000以上のいいねがついており、「こーゆーの面白い」や「かわいいやん」、「改めて中村俊輔えぐすぎ」などのコメントが寄せられている。

■合流した古橋

 9月シリーズの代表戦に参加した古橋は、すでにセルティックに合流している。古橋への期待は大きい。今季の古橋はここまでリーグ戦7試合に出場6ゴールを記録。セルティックの攻撃陣を牽引している。

 セルティックの代表ウィーク明けの初戦は日本時間10月1日23時キックオフで行われるマザーウェルとの第9節だ。好調セルティックはここまで6勝1敗の首位に位置。果たして、古橋は中村のようなレジェンド級の活躍を果たし、セルティックに一つでも多くのタイトルをもたらすことができるだろうか。