ことし11月20日に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。全64試合を無料生中継するABEMAが、本大会を前に『FIFA ワールドカップ64～三笘のドリブルで世界を攻略SP～』を放送。元サッカー日本代表の内田篤人氏が、2-0で勝利した9月23日のキリンチャレンジカップ・アメリカ戦における日本代表の鎌田大地の活躍について語った。

【映像】鎌田大地のベストポジションは？

内田氏は鎌田について「非常に自由にポジショニングをとってプレーしていたのがよかった」と説明すると「サイドの攻撃がもともと得意だったと思うんです。真ん中にボールが集まってくると、日本の幅が広がる。さらにサイドも使いやすくなる」と、鎌田のプレーが生み出したメリットについて解説。

フォーメーションについては「いままでは4-3-3だった」として「今度は逆になって4-2-3-1というシステムになる。4-2-3-1に入った3の、鎌田選手のいき方というのがよかった」と評価して「2枚のツーボランチというのは、アメリカに対して非常によかったんじゃないか」と総括した。

番組レギュラーの日向坂46・影山優佳は「鎌田選手が大活躍されましたが、ポジションについてよく言われるじゃないですか。1トップだったりトップ下だったり。鎌田選手のベストポジションについてどう思いますか？」と質問。

これに内田は「トップ下全然いいし、サイドにもっていくのはもったいないなと。せまいスペースでもいいし。フランクフルトで非常にいい形で攻撃を彼は作ってますから」と回答。「彼中心にボールを当ててもいいのかな？ という試合でした。それくらい周りの選手たちを納得させていた」と、鎌田のアメリカ戦での活躍を高く評価した。
 

photo:徳丸篤史 Atsushi Tokumaru