明治安田生命J1リーグ・FC東京所属のDF長友佑都(36)は、FIFAワールドカップ・カタール大会の日本代表メンバー入りが期待されている。そんな長友佑都は「年齢を重ねてから輝きを増した選手」として海外メディアから注目を集めている。
長友佑都はセリエAのインテル、トルコ1部ガラタサライ、リーグアンのオリンピック・マルセイユなどに在籍。W杯では2010年の南アフリカ開催から3大会つづけて出場しているほか、カタールW杯アジア最終予選でもほぼ全試合でスタメン出場。実績豊富なベテランとして、森保一監督から信頼を寄せられている。
そんな長友佑都はマルセイユを契約満了により退団した後、昨年9月にFC東京へ復帰。今季ここまでJ1リーグで31試合中22試合に先発出場するなど、右サイドバックでレギュラーを張っている。
その中、英メディア『90min』ブラジル版は今月2日に「年齢を重ねてから輝きを増したサッカー選手7選」と題した特集記事を掲載。インテル所属のボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ(36)や元チェルシー所属選手のディディエ・ドログバ氏(44)、元バイエルン所属選手のミロスラフ・クローゼ氏(44)、長友佑都らを列挙している。
そして長友佑都については「FC東京ユース出身の右サイドバックは、2011年に25歳でインテルへ加入。コッパ・イタリア優勝や200試合出場達成など、キャリア最高の時を過ごした。そして現在36歳の長友佑都は、かつての所属クラブに復帰している」と紹介している。
なお長友佑都は、先月ドイツ開催のキリンチャレンジカップ2試合で代表招集。23日のアメリカ戦では出番がなかったものの、27日のエクアドル戦では先発出場。後半途中まで防戦一方の展開となる中、相手選手とのコンタクトプレーで球際の強さを発揮していた。