ことし11月20日に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。全64試合を無料生中継するABEMAでは、毎週日曜夜にワールドカップ情報をお届けする『FIFA ワールドカップ64』を放送中。週1回放送へのリニューアル後初となった10月2日の放送では、ポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウドの「超人エピソード」を紹介した。

【映像】C・ロナウドの神対応が生んだ奇跡

8年前の2014年7月、来日中のイベントで、ある日本人の少年がロナウドにインタビューを実施。「僕の名前はリョウタです。あなたと一緒にサッカーをプレーしたいです」と事前に用意した手紙を練習したポルトガル語で読み上げると、ロナウドは快く「オーケイ」と答えた。

しかし、少年の慣れないポルトガル語がたどたどしく聞こえたのか、会場から笑いが起きるとロナウドは「なぜ笑うんだい? 彼のポルトガル語はとても上手だよ」と、真剣な少年を守るために“神対応”。そしてこの神対応がさらなる奇跡を生んだとして、先月撮影したVTRを紹介した。

山梨学院大学和戸富士見サッカー場にいたのは「岩岡遼太です」と名乗る人物。当時は小学6年生の12歳だった「リョウタ少年」は、現在20歳の大学2年生になっていた。

岩岡さんは「あのときはなんて言ってくれているのかわからなかったんですけど、テレビとかを観て自分を気遣ってくれていたことを知りました。(ロナウドの言葉がなかったら)ここまで来られていない」と、ロナウドに感謝。

「サッカーをやっていてキツイこととかあるんですけど、できなくても一生懸命やることを意識して頑張れたこともあった」と振り返る岩岡さんは、憧れのスーパースターの言葉を胸にサッカーを続け、なんと去年全国高校サッカー選手権大会で全国制覇を達成した。

最後に岩岡さんは「(W杯は)日本ももちろん楽しみですけど、やっぱりロナウド。5大会連続ゴールがかかっているということで、ロナウドは絶対達成してくれると思ってます」とエールを送った。