ドイツ2部ハノーファー所属のDF室屋成(28)が、SCフライブルク所属の日本代表MF堂安律(24)や元チームメイトで現在ウニオン・ベルリンでプレーしている日本代表MF原口元気(31)との関係について語った。5日、ドイツ誌『ビルト』が同選手のコメントを伝えている。
原口元気は2018年7月から3シーズンにわたりハノーファーに在籍。2020/21シーズンには室屋成とチームメイトだったが、昨年7月からウニオン・ベルリンでプレーしている。そのウニオン・ベルリンでは昨季ブンデスリーガ34試合中23試合に先発出場していたが、今季はポジション争いが激化。ここまでブンデスリーガで2試合のスタメン出場にとどまっている。
そんな原口元気について室屋成は「原口元気とは定期的に連絡を取り合っていますね。彼はハノーファーにとても良い思い出がありますし、タイミングが合えばハノーファーの試合を見てくれています。(自分たちのプレーに関しても)定期的に意見交換していますよ。残念ながら、彼は最近それほど出番がありませんけど、ウニオン・ベルリンは全体的に本当に素晴らしいチームです」と語っている。
また原口元気は「ドイツにいる他の日本人ともよく連絡を取っていますよ」と切り出すと「堂安律くんとは友達ですね」とコメント。堂安律は今年7月にPSVアイントホーフェンからSCフライブルクへ完全移籍すると、攻撃陣の主力選手として活躍。今季ここまで公式戦11試合の出場で4ゴールをあげるなど、チームの上位躍進に大きく貢献している。
なお室屋成は2020年8月にFC東京からハノーファーへ完全移籍。昨季はDFヤニク・デーム(25)とポジション争いを強いられたが、今季はここまでドイツ2部リーグ10試合中8試合で先発出場。先月16日の第9節・SVザントハウゼンで1ゴール1アシストをマークすると、先月30日のハンブルガーSV戦でもゴールを決めている。
また室屋成とハノーファーの契約期間は来年6月までとなっているが、ハノーファーのマーカス・マンSD(スポーツディレクター)は先日『ビルト』のインタビューで「我々は定期的に連絡を取り合っている。双方がお互いの良さを理解している」と契約延長の可能性を示唆していた。