ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属の日本代表MF三笘薫(25)は8日、プレミアリーグ第10節のトッテナム・ホットスパー戦で途中出場。本来のパフォーマンスを発揮したことにより、現地メディアから高評価を受けている。

 三笘薫は今年7月、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)でのレンタル期間を終えてブライトンに復帰。プレミアリーグでは一度もスタメンに抜てきされていないが、前節のリバプール戦ではイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(23)を相手にドリブル突破。同点ゴールをアシストするなど、リバプールに脅威を与えていた。

 そんな三笘薫はトッテナム戦でもベンチスタートとなったが、0-1で迎えた67分から出場。持ち前のドリブル突破やパスワークでチャンスを演出したもののゴールにはつながらず、チームも0-1で敗れている。

 試合後、イギリス・ブライトンアンドホープの地元メディア『サセックスワールド』は三笘薫に対して「7」(10段階評価で「10」が最高点)とチーム内最高評価を与えると「三笘薫はインパクトをもたらすために25分の出場時間が与えられると、そのインパクトを生み出した」

 「いつものように、三笘薫のスピードとトリックプレーはファンの目を釘付けにし、相手守備陣を翻弄したが、同点に追いつくことはできなかった」と綴り、同選手のプレーが結果に結びつかなかったことを残念がっている。

 なお『サセックスワールド』はリバプール戦後、三笘薫について「後半に疲弊した相手選手に対して、彼のトリッキーさとスピードは破壊的な効果を発揮する」と評価。ロベルト・デ・ゼルビ新監督の戦術にフィットする可能性に言及していたが、あくまでもスーパーサブとして高く評価している。