森保一監督率いるサッカー日本代表は11月23日、FIFAワールドカップ・カタール大会初戦でドイツ代表と対戦。ドイツ誌『ビルト』がアイントラハト・フランクフルトMF鎌田大地(26)を最も警戒すべき選手にあげた上で、日本代表のスタメンを予想した。

 日本代表は今年6月の強化試合でブラジル代表やチュニジア代表に敗北。しかし先月ドイツ開催のキリンチャレンジカップ2022では、アメリカ代表相手に2-0と勝利。エクアドル戦では前半から防戦一方の展開となる中でも0-0で終えていた。

 そんな日本代表は、カタールW杯開幕直前の11月17日にカナダ代表と対戦。グループリーグではドイツ代表やコスタリカ代表、スペイン代表と対戦するが、国内外からはグループリーグ敗退という予想が上がっている。

 しかし『ビルト』は「日本代表は危険!ウニオン・ベルリンのようなことをする」と見出しをうち、「日本代表は好調であり、ブンデスリーガでサプライズを起こしているウニオン・ベルリンをお手本にするだろう」

 「全体的に弱いが勇敢であり、速いウイングへ縦パスを出す嫌らしい特徴を兼ね備えている」と分析。日本代表MF原口元気(31)を擁しており、現在ブンデスリーガ首位のウニオン・ベルリンになぞらえて、日本代表への警戒を強めている。

 また日本代表選手については「ブンデスリーガでプレーするタレントを多く抱えている。『4-2-3-1』へのシステム変更以降、鎌田大地がトップスターだ」とし、フランクフルトの主力選手である鎌田大地をキーマンに指名。

 日本代表の予想フォーメーションでは、ASモナコ所属FW南野拓実(27)やスタッド・ランス所属FW伊東純也(29)、アーセナル所属DF冨安健洋(23)らを選出したほか、前線1トップにはVfLボーフム所属FW浅野拓磨(27)を抜てきした。

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ドイツ誌『ビルト』の日本代表予想フォーメーション

GK

権田修一(清水エスパルス)

DF

酒井宏樹(浦和レッズ)、冨安健洋(アーセナル)、吉田麻也(シャルケ)、長友佑都(FC東京)

MF

遠藤航(VfBシュツットガルト)、守田英正(スポルティングCP)

伊東純也(スタッド・ランス)、鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)、南野拓実(ASモナコ)

FW

浅野拓磨(VfLボーフム)

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