レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、途中出場ながら高い評価を得ている。

13日、ソシエダはヨーロッパリーグ(EL)グループE第4節でシェリフをホームに迎えた。

グループステージ3連勝で迎えたこの試合。勝利すれば突破が決まる中、公式戦5連勝と好調な勢いをそのまま発揮する。

立ち上がりこそは苦しむ中、前半アディショナルタイムに
アレクサンダー・セルロートが先制。この試合はベンチスタートとなった久保は62分に途中出場。そのままCKを蹴りに行くなどすると、66分にディエゴ・リコが追加点を奪う。

2-0とリードしたまま迎えた81分、久保が魅せる。アンデル・ゲバラからのクロスを久保がヘッドで折り返すと、最後はロベルト・ナバーロが決めて3-0。ソシエダは4連勝でグループステージ突破を決めた。

連戦の中、休養も兼ねてベンチからのスタートとなった久保。1アシストの活躍には地元メディアも高く評価している。

スペイン『ElDesmarque』は6点(10点満点)を与え、「ピッチに登場したシーンが注目された。ダイナミズムを与え、ナバーロにヘディングでボールを送り、3-0とリードを広げた」とコメント。前線を活性化させたことを評価した。

またスペイン『Noticias de Gipuzkoa』は出場時間の関係で採点はなしも、「目立たないようにすることは考えられなかった。出場してそのままCKへ。右サイドの短剣だった。ナバーロに頭でアシストした」と高い評価を下している。

ELでもこれで今季2アシスト目。20ゴールに絡みたいと言っていた中で、現段階で公式戦2ゴール4アシスト。順調に目標に近づいていっている。