ユヴェントスは、アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアが負傷により20日間ほど離脱することを発表した。13日、クラブが公式サイトで伝えている。
11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のマッカビ・ハイファ戦で、前半24分に負傷交代を強いられたディ・マリア。セリエA開幕戦の負傷に続き、またも筋肉系のトラブルでピッチを後にした34歳は、今回は右太腿のハムストリングを痛めることとなった。クラブは離脱期間を20日間と発表している。
11月前半に復帰するとみられるディ・マリアは、15日の“トリノ・ダービー”や、25日に迎えるCLのベンフィカ戦などの欠場が決定。11月2日のCLパリ・サンジェルマン戦、同6日のインテル戦でのプレーも微妙な状況となっている。シーズン序盤にして早くも2度目の離脱となるベテランアタッカーに対し、イタリアメディア『スカイスポーツ』は、モンツァ戦での一発退場の件にも触れつつ「彼は何度離脱するんだ?」と懐疑的な見解を示した。
一方で、アルゼンチンメディア『TyC Sports』は、FIFAワールドカップカタール2022終了後の代表引退を発表しているディ・マリアの負傷が深刻ではなかったことを好意的に報道。「ユヴェントスでW杯前最後の数試合に出場し、試運転をしてからアルゼンチン代表にやってくる」と報じ、“最後の大舞台”での活躍への期待感を伺わせた。