セルティック所属の日本代表FW古橋享梧(27)、FW前田大然(24)、MF旗手怜央(24)は、15日のスコットランド1部リーグ・ハイバーニアン戦で出場。セルティックは前田大然のゴールもあり、6-1で勝利している。そんな中、試合後にハイバーニアンの指揮官が日本人3選手の生活習慣に興味を示した。英紙『エディンバラ・イブニングニュース』が伝えている。
セルティックは今月11日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第4節・RBライプツィヒ戦で0-2と敗北。残り2試合でグループステージ敗退が決まると、現地メディアは古橋享梧や前田大然の決定力不足がグループステージ敗退の要因だと指摘していた。
そんな中で迎えたハイバーニアン戦では旗手怜央が先発出場したほか、古橋享梧と前田大然が途中出場。前田大然は89分にダイレクトボレーから今季リーグ戦初ゴールをあげるなど、復調にむけてのきっかけをつかんでいた。
試合後、ハイバーニアンのリー・デビッド・ジョンソン監督は大敗を喫したことについて「選手には可能な限り最高の状態で自分たちの力を発揮してもらわなければならない。それができていないので、(メンバーを)変えなければならない」と、選手たちに対して厳しい言葉を投げかけている。
また同監督は「古橋亨梧や前田大然、旗手怜央などを見ていると、『ダイナミックで、パワフルで、たくましい』と思う。私は彼らが普段から何をしているのか今度聞こうかと考えている。朝食は何を食べているのか、ストレッチの頻度は、ウェイトトレーニングの回数は?それが、このクラブの選手たちに必要な基準なんだ」と、日本人選手から学ぶ姿勢を覗かせている。
なおこの試合では元日本代表MF井手口陽介(26)が今季初めてベンチ入りしたものの、出番は訪れなかった。CL参戦もありセルティック所属の日本人選手に対する注目度がさらに高まる中、スコットランド内の対戦相手からも一目置かれている。