【プレミアリーグ】ブライトン0-0ノッティンガム・フォレスト(日本時間10月19日/アメックス・スタジアム)
ある意味、大当たりだった……。イングランド人MF・イェーツは相手の強烈な蹴りをこの日、2度も食らった。1回目は顔面に、2回目は股間に。イェーツは悶絶してピッチに倒れ込み、まさに踏んだり蹴ったりのゲームとなってしまった。
日本代表・三笘が所属するブライトンのホームに乗り込んだ最下位ノッティンガム・フォレストは、終盤まで猛攻を耐え続け、スコアレスのまま終盤を迎えていた。
迎えた77分、センターサークル付近でブライトンのアルゼンチン代表・マクアリスターがボールを受けると、いち早くチェックに行ったイェーツは、スライディングでボールをクリア。しかしイェーツは、その場に倒れ込んでしまった。
ABEMAの解説・粕谷秀樹氏が「スライディングしながら、マクアリスターの蹴りが腹部に入りましたね」と説明したように、リプレイで見ると、競り合いながら、同じくスライディングでボールを保持しようとしたマクアリスターの右足がイェーツの下腹部を捉えている。マクアリスターにはイエローカードが提示された。
その場にうずくまるイェーツだが、悶絶シーンはこの日、2回目の出来事だった。52分には、エクアドル代表・カイセドの“ハイキック”が顔面を捉えて、イェーツは鼻の上あたりから出血。試合が一時中断するほどの騒ぎであり、その光景はさながら“衝撃映像”と呼ばれる類のインパクトある“痛々しい”シーンだった。
激しいぶつかり合いが特徴のプレミアリーグにおいて、日常茶飯事と言えばそれまでだが、同じ試合で2度も強烈なキックを浴びて悶絶することは稀だろう。イェーツにとっては踏んだり蹴ったりのゲームとなってしまった。
試合は、アウェイのノッティンガム・フォレストが最後までブライトンの攻撃を凌ぎ続け、スコアレスドローで終了。価値ある勝ち点1を獲得した。なお、日本代表・三苫薫はこの日は、怪我のため欠場となった。
(ABEMA/プレミアリーグ)