優秀なGKが揃っている

過密日程の影響なのか各国代表選手の負傷が相次いでおり、11月から開催されるワールドカップ・カタール大会の出場が危ぶまれているプレイヤーが多い印象だ。例えばイングランド代表であればカイル・ウォーカーが負傷し手術を実施した。無事成功したが、明確な復帰時期は発表されていない。

同じくイングランド代表の右サイドバックではリース・ジェイムズが膝を負傷し、W杯欠場濃厚とされている。負傷者が多く、誰がそのポジションの穴埋めを行うのか。

そんな不安定なポジションとは反対にイングランド代表のGKは層が厚く、誰も負傷していない。実力者は多く、誰が初戦イラン戦でゴールマウスを守るのか。

英『BBC』はW杯で選ばれるGKをジョーダン・ピックフォード、ニック・ポープ、アーロン・ラムズデールの3人と予想し誰が1番手になるべきなのか考察している。

イングランド代表は9月に対イタリア、対ドイツとネーションズリーグで対戦しており、この2試合ではポープが守護神に選ばれた。ピックフォードは負傷で選外となり、ラムズデールは選ばれたが、出場はなかった。

ポープは今季プレミアで躍動するニューカッスルの守護神であり、そのセービングには定評がある。同メディアの2022年のデータではポープが最多10回のクリーンシートを記録している。しかし弱点はビルドアップでの貢献度の低さであり、9月の2試合ではその弱みを露呈してしまった。

であればEURO2020でもゴールマウスを守ったピックフォードが正守護神となる。プレミアでの評価は異なるが、ガレス・サウスゲイト監督からの信頼は最も厚い。安定したセービングとビルドアップでの貢献度を両立しており、ポープのようなミスは少ない。

プレミアでの評価はラムズデールが最も高いが、イングランド代表でのラムズデールの序列はなぜか低い。フル代表のキャップ数は3とこの中では最も少ない数字だ。

ラムズデールの凄さは今季のアーセナルで証明している。失点数はリーグ2番目の10失点で、直近のリーズ・ユナイテッド戦では4セーブを記録している。この日はビッグセーブ連発であり、ラムズデールがチームに貴重な勝ち点3をもたらした。

3人にはそれぞれ強みがあり、サウスゲイト監督は誰を1番手として考えているのだろうか。今季の活躍であればラムズデールは素晴らしいものを見せているが、それでも序列を覆すことはできないのだろうか。