昨季左ひざじん帯を断裂してしまった

今季不調なレヴァークーゼンに朗報が届いた。昨季途中に大ケガを負って長期離脱となっていたフロリアン・ヴィルツがトレーニングに合流。チームの復活のワールドカップ出場に向けてコンディションを高めているところだ。

ヴィルツは昨季のブンデスリーガ第26節・ケルン戦で左ひざの前十字靭帯を断裂。シーズン絶望となり、今季の開幕にも間に合わない見込みだと診断されていた。しかし独『Kicker』によれば、負傷から7ヵ月後の18日からトレーニングで復帰を果たしたと報じられている。

同紙では現在ヴィルツは個人メニューをこなしており、来週中にもメディカルチームがチームトレーニング復帰への許可を出すようだと伝えた。来月にはFIFAワールドカップの開幕も控えており、パフォーマンスが高まれば招集もあるのではないかと期待されている。

またチームは今季苦しいシーズンを送っている。昨季は若き主力たちの活躍やパトリック・シックのゴールラッシュでバイエルン、ドルトムントに続くブンデスリーガ3位でシーズンを終えたレヴァークーゼンだが、今季は10試合で2勝の16位と2部降格圏に沈んでいる。若きアタッカーの復帰でシャビ・アロンソ監督のチームはよみがえることができるだろうか。