シント=トロイデンVV(STVV)所属のGKシュミット・ダニエル(30)はFIFAワールドカップ・カタール大会の日本代表メンバー入りが濃厚とみられているが、今月上旬に負傷。清水エスパルス所属GK権田修一(33)も川崎フロンターレ戦で負傷交代している中、復帰までやや時間を要しているようだ。21日、ベルギー紙『Het Belang van Limburg』が伝えている。
STVVの正守護神であるシュミット・ダニエルは、今年1月以降のカタールW杯アジア最終予選全試合でベンチ入り。6月のキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022で2試合にフル出場したほか、先月のキリンチャレンジカップ2022では権田修一の負傷をうけて2試合いずれも出場。27日のエクアドル戦ではPKストップでアピールに成功していた。
ただ『Het Belang van Limburg』が先日伝えたところによると、同選手は筋肉損傷にもかかわらず今月8日のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第11節・アントワープ戦でフル出場していたとのこと。離脱期間が1週間程度とみられる中、15日の第12節・シャルルロワSC戦と19日の第13節・クラブ・ブルッヘ戦でメンバー外となっていた。
そんな中、STVVのベルント・ホラーバッハ監督は22日の第14節・OHルーヴェン戦でもシュミット・ダニエルを起用しないと明言。『Het Belang van Limburg』は同選手の負傷状況について「まだ足の怪我が完治していない」とリポートしている。
また日本代表の正守護神である権田修一は、先月23日のキリンチャレンジカップ・アメリカ戦で背中を強打し途中交代。エクアドル戦前に日本代表チームから途中離脱していた。また今月8日の川崎フロンターレ戦では、前半41分に日本代表DF谷口彰悟(31)とのコンタクトプレーで腰を負傷。ハーフタイムでの交代を余儀なくされていた。
カタールW杯の日本代表メンバー26名発表まで残り1週間となる中、これまで代表チームを支えてきた権田修一とシュミット・ダニエルのコンディションが気になるところだ。