日本の中盤に割って入れるか
18日に行われたスコティッシュ・リーグ杯の準々決勝・マザーウェル戦にて圧巻のゴールを披露したのがセルティックMF旗手怜央だ。
右サイドからの折り返しをDFに競り勝ってマイボールにすると、華麗なダブルタッチで飛び込んできたGKとDFを外してネットを揺らしてみせた。一瞬のアイディアとテクニックが組み合わされた見事な一撃だ。
このプレイには地元メディア『Read Celtic』も素晴らしいスキルだったと絶賛する。
「旗手は相手DFを抑え、右から左へと切り替えてGKを外してシュートを流し込む素晴らしいスキルを示した。マザーウェル戦は素晴らしいフットボールであり、ポステコグルーが就任してからセルティックが望んでいた典型的なフットボールだった。旗手は来月のワールドカップまでの数週間、同様の調子で続けられることを望んでいる」
旗手の視線には当然ワールドカップが入っているだろう。9月の代表マッチウィークでも招集を受けていたが、出番はなかった。セルティックで活躍しているが、まだ旗手は日本代表で1試合(45分間)しかプレイしていない。
中盤では守田英正、田中碧、遠藤航などライバルが多く、割って入るのは簡単ではない。ワールドカップ本番までテストの時間はないが、逆転でのメンバー入りもあるのか。セルティックでのアイディアを見る限り、代表とワールドカップでも見てみたい選手だ。