11月に開幕するカタール・ワールドカップで日本と対戦するスペイン代表の選手候補リストが、ほぼ固まったようだ。現地10月28日付けでスペイン紙『AS』が報じている。

 ルイス・エンリケ監督は、スペイン・サッカー連盟(REFF)に提出する予備登録候補55人のリストにサインし、提出したという。リストにはW杯予選に参加したほとんどの選手が含まれ、アンス・ファティや負傷しているジェラール・モレーノやミケル・オジャルサバル、直近では代表を離れているセルヒオ・ラモスの名前もあるようだ。

 同紙は「エンリケのリストにはポジションごとに5人の選手がいる。そのうち3人が最終的にリストを外れることになるだろう」としつつ、GKで選出されるのは「ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)、ロベルト・サンチェス(ブライトン)、ダビド・ラジャ(ブレントフォード)」であるとしている。

「だが、チェルシーで調子を取り戻しているケパ(・アリサバラガ)は、この3人に割って入る可能性がある。エンリケは彼がベストフォームに戻りつつあることを把握しており、好意的に受け止めているようだ。もし3人にケガなどが起きた場合は、優先的に選ばれるのはケパになるだろう」
 
 そして、2014年ブラジルW杯、2018年ロシアW杯と2大会連続で選出されていたマンチェスター・ユナイテッドの守護神ダビド・デ・ヘアについては「ケパの次にリストに名があるのは彼ではなく、ダビド・ソリア(ヘタフェ)である」ため、カタールW杯に参加する可能性は「限りなく低くなった」と見解を示している。

 26人の最終メンバー発表は11月11日の予定。『AS』によれば、この予備登録リスト自体は公表される予定はないそうだ。

 果たして、日本代表と対戦するスペイン代表はどんなメンバーになるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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