開幕まで1か月を切ったカタール・ワールドカップ(W杯)に出場するスペイン代表にとって、気がかりなニュースだ。アトレティコ・マドリーのFWアルバロ・モラタが負傷交代を強いられたのだ。
現地時間10月29日に行なわれたラ・リーガ第12節のカディス戦にスタメン出場したモラタは6分、エリア内でゴールを背にした状態でボールを受けようとしたところ、相手DFに右足を踏まれて、ピッチに倒れ込んだ。しばらく起き上がることができず、チームスタッフによる治療が続いたが、そのまま途中交代となった。
スペイン全国紙の『MARCA』は、「モラタは、アトレティコとスペイン代表に警鐘を鳴らしている」と報道。記事によると、クラブからは「足の直接的外傷」としか伝えられておらず、詳しい状況は明らかにされていないようだが、スペイン代表のカタールW杯メンバー発表が12日後に迫るなか、懸念材料となりそうだ。
万が一、30歳の大型ストライカーが長期離脱となれば、本大会で日本代表とも対戦するスペイン代表にとって小さくない痛手だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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