森保一監督は今月1日、FIFAワールドカップに臨む日本代表メンバー26名を発表。ただ負傷離脱中のVfLボーフム所属FW浅野拓磨を招集したほか、ハダースフィールド・タウン所属DF中山雄太のカタールW杯欠場が確実となったこともあり、選考方法に対する批判が再び沸き起こっている。
カタールW杯日本代表には、先月に負傷した浅野拓磨やボルシア・メンヒェングラートバッハ所属DF板倉滉が選出。またメンバー発表直前にはフォルトゥナ・デュッセルドルフ所属MF田中碧やスポルティングCP所属MF守田英正も負傷している。
くわえてレアル・ソシエダ所属MF久保建英も肩を脱臼。今月3日のUEFAチャンピオンズリーグ(EL)グループステージ最終節のマンチェスター・ユナイテッド戦も欠場するなど、カタールW杯に万全の状態で臨めるか心配されている。
そんな中、中山雄太が今月2日のサンダーランド戦でアキレス腱を損傷。手術が必要であり、2022/23シーズン中の復帰が絶望的となった。
また浅野拓磨については、VfLボーフムのトーマス・レッチュ監督が「カタールW杯前のリーグ戦で復帰するか」と問われた際に「まだ様子を見ないといけない」とコメント。ここにきて本番ぶっつけとなる可能性が浮上している。
くわえてアーセナル所属DF冨安健洋が3日、ELグループステージ最終節のチューリッヒ戦で右太ももを痛めて途中交代している。
代表メンバーで怪我人が続出している現状をうけて、ツイッターでは「森保一の選考どうなっているんだ!」、「怪我人ばっかり選ばれている」、「浅野拓磨選ぶならば、大迫勇也や古橋亨梧だったよ」といった批判が噴出している。
メンバー発表会見でベスト8以上を目標に掲げていた日本サッカー協会。カタールW杯開幕3週間前にして窮地に立たされている。