カタールワールドカップに臨む日本代表メンバー26人が1日に発表された。アーセナルの冨安健洋やアイントラハト・フランクフルトの鎌田大地など、欧州リーグで活躍する選手が順当に選ばれる中で、ヴィッセル神戸で復調の大迫勇也の名前は呼ばれなかった。落選したことに独紙『デイクストゥーベ』が衝撃を受けている。

 大迫は鹿島アントラーズからTSV1860ミュンヘンに移籍した後、1.FCケルンやヴェルダー・ブレーメンなどドイツのクラブを渡り歩いた。2014年から2021年までプレーしていたこともあり、ドイツでは知られた存在でもある。2021年8月に神戸へ移り、今季はリーグ戦25試合に出場し7得点2アシストを記録。最近5試合で3得点決めており、調子が上向いていることをアピールしていた。

 しかし、2018年のワールドカップに続く出場は叶わず。これには同紙も、大迫の成績を載せて「全コンペティションを通じて45試合に出場し、合計24ゴールを記録している。悪くない数字なのに」と伝えながら、「ワールドカップの夢が弾ける。元ブレーメンの大迫が日本代表としてカタールへ行くことを許されなかった」と、驚きを持って報じた。