【プレミアリーグ】ウォルバーハンプトン2-3ブライトン(日本時間11月6日/モリニュー・スタジアム)

 日本代表MF三笘薫が今季プレミア初ゴールを同点となるヘディングで奪ったこの試合。空間を切り裂く“芸術的”なノーステップアウトサイドパスで先制点をお膳立てした圧巻の崩しに「全員がうますぎる」「このホットラインはやばい」と視聴者が騒然となる一幕があった。

【映像】三笘薫、芸術的なアウトサイドパスで「圧巻の崩し」

 前節のチェルシー戦でプレミアリーグ初先発&初アシストを記録し勢いに乗る三笘は、今節も左サイドハーフとしてスタメン出場を果たした。

 すると10分に早速見せ場を作る。左サイドでボールを受けた三笘が、ポルトガル代表DFモウティーニョと対峙する。小刻みなボールタッチからドリブル突破のチャンスを伺うが、相手も三笘のドリブルの破壊力がわかっているだけに集中した守りを見せていた。

 しかし三笘は次の瞬間、止まった状態から突然右足のアウトサイドでパスを選択。相手DFの間を抜けたボールは、ベルギー代表MFトロサールを経由して元イングランド代表MFララーナの下へ。最後はララーナが右足で蹴り込んでブライトンが先制点を挙げた。

 解説を務めた福田正博氏はゴールシーンについて「三笘が仕掛けるのかなと思いましたが、味方の選手が縦にランニングしたりして、ドリブルするコースがなくなった。そこで、アウトサイドで良い形のクロスを入れました。三笘らしいアウトサイドのパス。Jリーグでよく見せたプレー。ノーステップでパスしたのでDFは対応しきれなかったですね」と三笘のパスを称賛。さらに「トロサールが丁寧に落として、そこをララーナが左足でしっかり蹴れるところにおいて、そのまま右足で振り抜きました」と3人の連動性を称えた。

 ABEMAの視聴者も「きっかけは三笘」「三笘のアウトサイドやっぱヤベーな」「デゼルビになってよかったね三笘」のように三笘を称える。さらに「全員うますぎw」「このホットラインやばない?w」のように三笘、トロサール、ララーナのコンビプレーに酔いしれていた。

 その後ブライトンは逆転を許すも、44分に三笘のプレミアリーグ初ゴールで同点に追いついて試合を折り返す。さらに83分には再び三笘を起点にゴールが生まれるなど、全得点に絡んだ三笘の活躍により2連勝を飾っている。(ABEMA/プレミアリーグ)