現在負傷離脱しているマンチェスター・Uのフランス代表DFラファエル・ヴァランは、FIFAワールドカップカタール2022までに復帰できる可能性が高いようだ。7日、フランス紙『レキップ』が報じている。
10月22日に行われたアウェイでのチェルシー戦で負傷し、涙ながらにピッチを後にしていたヴァラン。太腿を痛めた29歳のセンターバックは、開幕まで2週間を切ったワールドカップへの出場が不安視されていたが、9日に行われるフランス代表のメンバー発表を前に、戦列復帰は間に合う見込みだと報じられている。
フランス代表は22日のオーストラリア代表戦で今大会の開幕戦を迎える。前回大会で“レ・ブルー”の優勝の立役者となったヴァランは、大会前のマンチェスター・Uでの復帰は叶わないものの、14日までにはトレーニングを開始し、W杯本番に間に合わせる見込みのようだ。フランス代表はヴァランの状況を注視するため、スタッフがマンチェスターへと渡って負傷状況を診ているという。
ポール・ポグバやエンゴロ・カンテの負傷欠場が決定するなど、中心選手に負傷者が続出するフランス代表。守備の柱であるヴァランの復帰は、ディディエ・デシャン監督にとっても心強いものとなりそうだ。