日本サッカー協会(JFA)は11月8日、カタール・ワールドカップに臨む日本代表に招集されていたDF中山雄太(ハダースフィールド)の不参加と、FW町野修斗(湘南ベルマーレ)の追加招集をあわせて発表した。

 これを受けて、英紙『The SUN』のスコットランド版は、セルティックで躍動するFW古橋亨梧ではなく、町野が招集された選択に注目。「セルティックのスター、キョウゴ・フルハシは、再び日本代表で冷遇された。ワールドカップのメンバーが離脱した後、代わりに招集されたのは新米ストライカーだ」と題した記事を掲載し、こう綴っている。

「27歳の彼は先週、カタールW杯に向けたモリヤス(森保一)監督率いる26人のスカッドから驚くべきことに脱落した。ナカヤマというディフェンダーを失ったにもかかわらず、ボスのモリヤスは代わりにストライカーを招集する選択をした。繰り返しになるが、それはセルティックでお守り、キョウゴではない」
 
 同メディアは町野について、「23歳の彼は、今年国際デビューを果たしたばかりだが、かなりの影響力を持っている。彼は日本代表として4試合で3ゴールを決めており、Jリーグで13ゴールを記録するなど、クラブレベルでこれまでで最も得点を決めたシーズンを楽しんだ」と紹介。こう続けている。

「16キャップを記録しているキョウゴは、土曜のダンディー・ユナイテッド戦のゴールが、代表監督に彼を思い出させるのを望んでいたかもしれない。しかし、今シーズンすでに公式戦10ゴールを達成しているにもかかわらず、彼は再び冷遇されたのだ」

 スコットランドリーグで得点ランク3位と結果を残している古橋ではなく、国内のアタッカーが選出されたのは、驚きを与えたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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