チェルシーに所属するイングランド代表DFリース・ジェームズが、FIFAワールドカップカタール2022を欠場することを明らかにした。

 R・ジェームズは10月11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループE第4節のミラン戦でひざを負傷。チェルシーのメディカル部門による治療や専門医の診察の結果、8週間の離脱を余儀なくされることが判明していた。

 それでも、W杯出場を夢見ていた同選手は懸命にリハビリを行なっており、ジョギングができるまでの状態に戻るなど、復帰を諦めていないことが明らかになっていた。しかし、先日から10日に予定されているW杯メンバー発表を前にイングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督が直接R・ジェームズに招集しない意向を伝えたことが報じられ、同選手のW杯出場の可能性はなくなったと見られていた。

 そんななか、R・ジェームズは9日に自身の公式ツイッターを更新。「打ちひしがれている」とW杯メンバーから外れたことを認め、悔しさを滲ませた。

「ひざを痛めた瞬間からワールドカップ出場までの道のりが厳しいことはわかっていたけど、それは常に可能だと感じていた。出場するために自分が思っている以上の努力をしてきたし、チームを助けることができると心から信じていた。どちらにもリスクがあったことはわかっていたけど、承知の上だった。みんなには幸運を。僕はすぐに戻ってくる。気をつけて、愛を送るよ」