FIFAワールドカップカタール2022出場が不安視されているバイエルンに所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスが、ケガの状態について言及した。10日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 A・デイヴィスは今月5日に行われたブンデスリーガ第13節のヘルタ・ベルリン戦(3-2で勝利)に先発出場したものの、64分にハムストリングの負傷により交代を余儀なくされた。W杯開幕を目前に控える中で負傷交代をしたことで状態には注目が集まっている。

 A・デイヴィスは自身の状態について「ピッチに戻る準備はできている。走り始めているし、その後どうなるか見てみよう。まだ少し痛みがあるが、全体的には良い感じだ」と復帰に向けて進んでいることを明かしつつ、「ワールドカップでは間違いなく100パーセントの力を発揮できると思う。代表チームのために全力を尽くせることは間違いない」と本大会には出場できることを強調した。

 しかし、報道ではA・デイヴィスの強気な発言とは裏腹に、ケガから回復するには最低でもあと2週間は必要であると報じられており、W杯開幕戦に間に合うかは不透明となっている。なお、24日にベルギー代表とのW杯初戦を迎えるカナダ代表だが、果たして同選手は出場することができるのだろうか。