日本代表の森保一監督がカタール・ワールドカップに招集したメンバーの中で、大会を知る者は限られている。それだけに、ベテランのリーダーシップの重要度も増すだろう。

 特にチームを引っ張らなければいけないひとりが、キャプテンの吉田麻也だ。3大会連続出場となる34歳は、前線に大会経験者が不在というチームを後方から支える。

 昨シーズンでイタリアのサンプドリアを契約満了で退団した吉田は、今季からシャルケに加入した。ブンデスリーガでは全14試合に先発出場。1試合を除いてフル出場を果たしている。

 ただ、チームの成績は芳しくない。昇格組のシャルケは14節を終え、リーグワーストタイの2勝しか挙げられていない。9ポイントで最下位に低迷している。

 この状況に、古巣サンプドリアの専門サイトであるイタリアの『CLUB DORIA46』は、11月10日に「クラブでは最悪の状況を経験しているが、日本代表では普通にワールドカップに臨む」と報じた。

「(シャルケは)昇格組でまだ大きな困難にある。ヨシダは14試合に出場。いつもスタメンで、ドイツでも守備の大黒柱だ。だが、シャルケでポジティブなパフォーマンスでなくとも、日本にはさして重要ではない」
 
 同メディアは吉田を「日本サッカーのレジェンドでありキャプテン」と表現し、こう締めくくっている。

「ブンデスリーガでのヨシダのパフォーマンスが、チーム全体のそれと同じく、少し見直すべきものであっても、代表ではまったく別物だ」

 ワールドカップに2大会連続で不出場となったカルチョの国でも、世界最大の祭典は大きな注目を集めるだろう。吉田や冨安健洋、長友佑都といった元セリエA戦士は、カタールの地からかつてのファンたちに雄姿を見せられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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