ベルギー1部リーグ第17節、シント＝トロイデン対セルクル・ブルージュが現地時間12日に行われ、0-1でセルクル・ブルージュが勝利した。上田綺世はサッカー日本代表の同僚でもあるシュミット・ダニエルの牙城を崩すゴールで、チームを勝利に導いている。

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　ゴールが生まれたのは69分。セルクル・ブルージュは最終ラインからの縦パスをケビン・デンキーがフリックする。DFラインの裏に通ったパスに反応したのが上田綺世だった。身体を寄せてくる相手2人の前に身体を入れ、直接右足を振り抜いた。左隅を狙ったシュートをシュミット・ダニエルは弾くことができず、値千金の決勝弾が生まれた。

　生粋のストライカー、上田らしさが存分に詰まったプレーだった。フリックに対する反応はもちろん、相手より前を行くスピード、そして寄せられても動じない強さを兼ね備えた上田だからこそ決められたゴールだった。

　上田はこれで2戦連続ゴールとなり、今季リーグ戦の得点数を7とした。良い感触のままカタールワールドカップに臨むことになる。

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