冨安健洋は11月3日のUEFAヨーロッパリーグ・チューリッヒ戦で右太もも付近を痛めて途中交代になっていた。23日に初戦を迎えるFIFAワールドカップカタールに出場できるかどうかはサッカー日本代表にとって大きな関心事となっている。現地時間12日に行われたプレミアリーグ・ウォルバーハンプトン(ウルブス)戦で、冨安は欠場している。

 英メディア『football.london』によれば、ウルブス戦後に、アーセナルのミケル・アルテタ監督は冨安の状態に言及している。

「わからない。彼は筋肉に問題を抱えていて、リスクを負いたくないので休ませた。この48時間で彼の状態を把握して、次に何をすべきか決めることになる」

 冨安はウルブス戦を欠場し、ベンチからも外れている。中山雄太が怪我でW杯出場断念せざるを得なかっただけに、ナーバスにならざるを得ない。ただ、「リスクを負いたくないので休ませた」というアルテタ監督の言葉は、冨安の負傷は軽傷で、10日後に控えるワールドカップ初戦には間に合うものと解釈できる。

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