フランスサッカー連盟(FFF)は14日、FIFAワールドカップカタール2022に臨むフランス代表メンバーにFWマルクス・テュラム(ボルシアMG/ドイツ)を招集したことを発表した。

 前回のFIFAワールドカップロシア2018では、5大会ぶり2度目の“世界王者”に輝いたフランス代表。連覇を目指す今大会ではグループDに入っており、22日にオーストラリア代表と、26日にデンマーク代表と、30日にチュニジア代表と対戦する。

 FFFは今月9日にカタールW杯本大会に臨むフランス代表メンバーを発表。GKウーゴ・ロリス(トッテナム/イングランド)を筆頭に、アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード/スペイン)やキリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン)、FWカリム・ベンゼマ(レアル・マドリード/スペイン)ら主力が順当に選出された。

 当初発表されたフランス代表メンバーは25名。今大会の登録メンバー数の上限は「26」に設定されているため、登録期限の締め切りまでに残り1名の招集が可能な状況となっていた。

 そんな中で、ディディエ・デシャン監督が”26人目の招集選手”として指名したのはボルシアMGで活躍中のFWマルクス・テュラム。センターフォワード(CF)を主戦場とする25歳のプレーヤーで、元フランス代表DFリリアン・テュラム氏を父に持つことでも知られている。今シーズンはここまで公式戦17試合に出場し13ゴールを挙げている。なお、フランス代表としては4試合の出場経験がある。

 FIFAワールドカップカタール2022に臨むフランス代表メンバー26名は以下の通り。

▼GK
アルフォンス・アレオラ(ウェストハム/イングランド)
ウーゴ・ロリス(トッテナム/イングランド)
スティーヴ・マンダンダ(レンヌ)

▼DF
リュカ・エルナンデス(バイエルン/ドイツ)
テオ・エルナンデス(ミラン/イタリア)
プレスネル・キンペンベ(パリ・サンジェルマン)
イブライマ・コナテ(リヴァプール/イングランド)
ジュール・クンデ(バルセロナ/スペイン)
バンジャマン・パヴァール(バイエルン/ドイツ)
ウィリアン・サリバ(アーセナル/イングランド)
ダヨ・ウパメカノ(バイエルン/ドイツ)
ラファエル・ヴァラン(マンチェスター・U/イングランド)

▼MF
エドゥアルド・カマヴィンガ(レアル・マドリード/スペイン)
ユスフ・フォファナ(モナコ)
マテオ・ゲンドゥージ(マルセイユ)
アドリアン・ラビオ(ユヴェントス/イタリア)
オーレリアン・チュアメニ(レアル・マドリード/スペイン)
ジョルダン・ヴェレトゥ(マルセイユ)

▼FW
カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード/スペイン)
キングスレイ・コマン(バイエルン/ドイツ)
ウスマン・デンベレ(バルセロナ/スペイン)
オリヴィエ・ジルー(ミラン/イタリア)
アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード/スペイン)
キリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン)
クリストファー・エンクンク(ライプツィヒ/ドイツ)
マルクス・テュラム(ボルシアMG/ドイツ)

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