フランスサッカー連盟(FFF)は15日、FWクリストファー・エンクンク(ライプツィヒ/ドイツ)のFIFAワールドカップカタール2022欠場を発表した。

 FFFの発表によると、エンクンクは現地時間15日に行われたトレーニングにて左ひざを負傷。同日の夕方に行われたレントゲン検査の結果、捻挫であることが判明したという。フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督はエンクンクの離脱を確認し、負傷者発生時の登録選手交代に必要なメディカルファイルを国際サッカー連盟(FIFA)に提出したようだ。

 なお、エンクンクに代わる追加招集選手については、FIFAによるメディカルファイルの確認が行われた後に発表される見通しとなっている。

 エンクンクは今シーズン、所属するライプツィヒでここまで公式戦23試合に出場。17ゴール4アシストをマークする活躍を見せていた。自身初となるワールドカップの舞台での活躍にも大きな期待がかかっていたが、無念の負傷離脱となった。

 FFFは公式サイトにて「グループ全員がクリストファー(・エンクンク)の悲しみを分かち合い、1日も早い回復を願っています」と、エンクンクに対し激励のメッセージを送っている。

 フランス代表は14日にDFプレスネル・キンペンべ(パリ・サンジェルマン)の離脱を発表したばかり。なお、こちらに関してはDFアクセル・ディサシ(モナコ)が追加招集されている。