英国に本社を置き、各国に拠点を置く世界的な市場調査会社「YouGov」が、カタールワールドカップに臨むドイツ代表がどこまで進めるかを問うアンケートを、ドイツ国民向けに実施した。その結果、回答したドイツ人の3分の1が準決勝に進む予想をしたと、ドイツ紙『サウスウェスト・プレス』が報じている。
ドイツ代表はカタールワールドカップのグループステージで日本代表、スペイン代表、コスタリカ代表と対戦する。前回の2018年のワールドカップでは、優勝候補に挙げられながらも、まさかの最下位でグループステージ敗退という屈辱を味わった。それだけに、今回のワールドカップでは必ず結果を残すという並々ならぬ思いがあるだろう。
市場調査会社のアンケート結果によると、回答したドイツ人の6%が、再びグループステージで敗退すると予想。11%が決勝トーナメントのベスト16で敗退すると考え、21%が準々決勝で終了すると予想しているようだ。そして、4%が決勝戦で負けるとの考えを持ち、ドイツ代表の優勝を信じているのは、わずか7%だという。残りは、ドイツ代表が準決勝まで進むとの見解を示している。
同メディアは、ドイツ代表がグループEを突破すると予想した上で「成功できるかは、初戦に大きく左右される。もし、ドイツ代表が日本代表に勝つことが出来れば、スペイン戦で余裕が出来る。あってはならないことだが、日本戦に負けたならば、スペイン戦に影響が出るのは間違いない。プレッシャーがかかる状況になる」とし、日本戦がドイツ代表の命運を分ける試合になると報じている。